第27回エフエムぬまづ番組審議会議事録


■開催年月日

平成14年11月12日(火)午後6時


■開催場所

沼津市魚町1番地
サンフロントビル 3F


■出席委員

委員総数 8名
出席委員数 7名
出席委員氏名
清水 義一
千野慎一郎
荻生昌平
横山 勝
飯田 太志
井上 純代
富山 治子


■欠席委員氏名

村松 晶子


■放送事業者

榑林豊寿
和田知雄
藤原維仁


■議題

平成14年11月28日(木) 19:00〜20:00放送「西直樹のジャジーブリーズ」。10月からはじまった新番組で毎週木曜日の19時から放送している音楽番組。 ジャズピアニストの西直樹氏がパーソナリティーを務め、軽妙なトークとわかりやすいジャズの解説で好評。
上記の番組を聴取していただき、合評及び放送全体についてのご意見をうかがう。


■審議内容:

(榑林)

本日はお忙しいなか、お集まりいただきましてありがとうございます。第27回番組審議会を開催致します。本日は村松委員が欠席でございます。それでは10月の番組改編について和田からご説明致します。

(和田)

10月から編成上の変更点が若干ございますのでご説明致します。毎週月曜日の朝のワイド番組内で市内の住職さんの講和を放送しています。他には地元出身の歌手や作詞家、作曲家のCDを優先的に取り上げて放送しています。このように地元に密着した放送を心がけております。

(榑林)

それでは本日聞いていただく番組について藤原からご説明致します。

(藤原)

本日皆様にご審議いただきますのは、毎週木曜日の19時から放送しております「西直樹のジャジーブリーズ」という番組です。この番組も実は10月からの新番組でして以前には「ジャズナイト」という番組を放送していた枠でそのまま放送しています。エフエムいとう、いせはらエフエムでも放送しています。それではお聞きください。

(番 組 聴 取)

(清水委員)

それでは千野さんからお願いします。

(千野委員)

トークの部分が長いような気がします。内容的にもあまり好みではありませんでした。それから女性のパーソナリティが途中から登場しますが、その仕方がよくわからないですね。もう少し曲を聞きたかったです。選曲はすばらしかったと思います。

(横山委員)

最初は温かみのある声でジャズということですからいいなと思っていたのですが、やはり私にはトークの部分が長すぎますね。ジャズと関係ないコーナーが気になりますね。まあ普段笑って聞く分には問題ないと思います。パーソナリティーが好きなら聞くでしょうし。私はもうすこしジャズを聞きたいし、ジャズに関するお話しがでてくるといいと思います。

(井上委員)

私も、せっかくのジャズの番組ですからもう少し音楽を聞きたいのと、ジャズに関するお話しが少なかったので少し残念な気がします。女性パーソナリティの登場の仕方ですが、毎週あんなふうに登場していれば気にならないのかもしれませんが、一度聞いた限りでは唐突だと感じました。やはり数少ないジャズの番組ですから、曲をしっかり聞かせてもらえるといいと思います。

(富山委員)

この番組のタイトルを聞いてもっと固い、ジャズの曲だけを流すような番組を想像していたのですが、その期待を裏切られた感じです。ジャズだけというのもどうかと思いますが、パーソナリティーの方がせっかくジャズピアニストということですから、この方にしかできないような番組になるといいと思います。別にこの方でなくてもできる番組だという気がします。それから全体的にくだけすぎている印象です。2曲目の前の解説は分かりやすくてよかったです。

(飯田委員)

番組名は「ジャジーブリーズ」ということですが、トークが長いのと内容がくだけているので途中でチャンネルをあわせたリスナーが何の番組かがわからないのではないかと思います。番組名と内容が一致していないかなという気がします。トークがジャズと関係ないものですね。曲だけ聞いているといいのですが。この方のファンやトークの好きな方にはいいと思いますが、私は個人的にはあまり好みではないです。選曲は非常に良かったと思います。

(荻生委員)

19時からの番組ということですが、このような時間帯にジャズの番組を放送するというのは非常にいいと思います。ただおしゃべりについては何が言いたいのかよく分からないです。この方がもっている深い部分がでるといいと思います。聞いている人の呼吸にあわせたトークを心がけてほしいです。聞いている人にとって余韻の残らないはなしかたですね。番組を制作する際には聞いている方を意識した心理的な作戦のようなものがないといけませんよね。曲はよかたです。

(清水委員)

曲とトークの内容の格差が激しいというのが今日の皆さんの意見のようですが、確かにジャズには癒し系というか時間の流れをゆったりさせるものがありますね。よくクラシック音楽はアルファ波がでるなんてことを言いますが、それと似た効果があるのでしょうか。

(飯田委員)

この番組は音楽番組ですか、トーク番組ですか。

(和田)

トーク番組です。

(清水委員)

みなさんそのトークに食傷気味でしたね。

(井上委員)

他局でも放送しているということでしたが、リスナーの層はどんな感じなのでしょうか。

(和田)

そのあたりはまだ確認しておりません。この番組の前に放送していました「ジャズナイト」という番組では楽曲を中心に放送していました。

(荻生委員)

毎週ということですからトークのネタも枯渇するでしょうね。

(清水委員)

たしかに毎週話題をつくっていくというのは大変ですね。それと、トークと曲の割合を考えないといけませんね。

(榑林)

本日は貴重なご意見をありがとうございました。


■審議後の措置

各委員からの意見や感想については今後の自主製作番組に生かし、よりよい番組作りをする検討材料とするようにした。


■審議会の内容の公表

弊社ホームページにて公表する。


■その他

次回の番組審議会は平成14年1月16日(火)PM6:00より行う。