第24回エフエムぬまづ番組審議会議事録

1. 開催年月日 平成14年5月14日(火)午後6時

2. 開催場所 沼津市魚町1番地
サンフロントビル 3F

3. 出席委員
 委員総数 7名
 出席委員数 6名
 出席委員氏名 清水 義一
    千野慎一郎
    横山 勝
飯田 太志
    井上 純代
    富山 治子

  放送事業者側出席者 榑林豊寿
和田知雄
藤原維仁

4. 議題
 
平成14年5月6日(月)〜5月10日(金) 8:35〜8:36放送

「広報ながいずみ」

毎週月曜日から金曜日の8:35〜8:36放送の長泉町の広報番組。長泉町からのイベント告知や募集のお知らせ、防災や納税の啓発などの情報を1分間にまとめて毎日放送する。

平成14年5月5日(日) 10:04〜10:14放送

「インフォメーション東部」

毎月第1日曜日10:04〜10:14放送の静岡県東部県行政センターの広報番組。県のイベントや県税納税の呼びかけなど

 

上記の番組を聴取していただき、合評及び放送全体についてのご意見を伺う。

5. 審議内容
(榑林) 本日はお忙しいなか、お集まりいただきましてありがとうございます。第24回番組審議会を開催致します。はじめに、4月1日から出力を20Wに増力して放送を開始していますので、その効果や変更点について放送部長の和田からご説明致します。
(和田) 4月1日から出力20W放送を開始しています。電波のロスをなくして効率のよい放送が可能になりました。電波状態は非常に良好になりまして、聴取可能地域はクリアにカバーできています。一部山間の地域は聞こえにくい箇所もありますが、その他は大変聞きやすくなりました。
(清水) だいぶ聞こえやすくなりましたね。山間のトンネルなどでは若干聞こえにくいですが、街の中でも良くなったなという気がします。
(榑林) リスナーやスポンサーに満足していただける放送が出来る体制になったと思います。
(藤原) 本日ご審議いただきますのは、長泉町の「広報ながいずみ」と東部県行政センターの「インフォメーション東部」という二つの広報番組です。「広報ながいずみ」は毎週月曜日から金曜日の8時35分から1分間、「インフォメーション東部」は毎月第1日曜日10時4分から10分間放送しています。それではお聞きください。
(番 組 聴 取)
(清水委員) それでは千野さんからお願いします。
(千野委員) まず最初に確認したいんですが、両番組ともおはなしをされているのは町役場やセンターの方ではないですよね。
(藤原) はい。こちらのパーソナリティーです。
(千野委員) 「広報ながいずみ」については抵抗なく聞けました。ただ毎日情報が違うということですが、違う時間帯に繰り返して放送するということはないのですか。
(藤原) 1日1度だけです。
(千野委員)

1分間の情報が1度きりだと聞き逃してしまうように思いますね。
毎日内容が変わるのはいいのですが、できれば同じ内容のものを何度か繰り返して放送したほうがいいと思います。それから「インフォメーション東部」ですが、BGMの音が大きいので内容が聞きとりにくかったです。パーソナリティーは男性より女性の方がいいかなという気がしました。内容的なことは特にありません。

(横山委員) 番組の内容が内容ですのでおもしろいとかつまらないといったことはありません。「広報ながいずみ」のほうはBGMの音が大きかったように思います。それに関連して、女性の声が明るくて朝にむいてはいるのですが、どうしても大きくなってメリハリがなかったですね。普通の番組とは違って、このような番組ですから、NHK的なアナウンスをしなくてはいけませんね。
(井上委員) 「広報ながいずみ」は女性の声も明るくて聞きやすかったと思います。ただ、1分という短い時間にあれだけの情報をいれないといけので、内容によってはどうしても早口になりますよね。そうなると聞き逃してしまうことがあるかなと思いました。両番組とも電話番号を2回アナウンスしてくれてあったのでこれはメモを取るのにもいいですね。東部地区の情報は月に一度でもあるといいとは思いますが、10分はやはり長いですね。長くても5分くらいかなという気がします。お話ししていたのはヒデアキさんという方ですよね。
(藤原) はいそうです。
(井上委員) この方はDJをしている時にはなかなかおもしろい方だと思うのですが、このような番組には向かないかもしれません。アナウンス的な話し方を要求されるときにはちょっと違う気がします。
(富山委員)

「広報ながいずみ」はおしゃべりがとても速かったです。間を取るようなこともなかったですね。もっとゆったり時間をとって、リスナーに伝わりやすい方法を考えてほしいです。「インフォメーション東部」は時間もたっぷりありますし、間を十分に取っていて聞きやすかったのですが、まったりしすぎている気がします。話題がかわるときの「次は○○の情報です。」というアナウンスが分かりやすくて良かったです。電話番号も2回繰り返して言っていたのでいいのですが、できれば、後から情報をFAXで取り出せたり、手元に残るように出来ればいいなと思いました。

(飯田委員)  私も担当のお二人がてっきり役場の方だと思って聞いていました。やはり「広報ながいずみ」のおしゃべりは速すぎますね。この場で一生懸命聞いていても速いですからね。BGMについては以前、ラジカセで聞くとどうしても大きく聞こえるということを聞きましたので、こんなものかなと思います。女性のトーンはやはり高いですね。原稿の書き方を工夫すればいいのかな。男性はかつぜつが悪いので聞きにくいです。横山さんと同じくNHK的な話し方をしたほうがいいと思います。
(清水委員)

今週の日曜日に渡辺友美さんの「広報ぬまづ」という番組を聞いたのですが、よかったです。なぜパーソナリティーの名前まで覚えているかというと、すごく聞きやすかったからなんです。この番組は車の中で聞いたのですが、BGMの大きさは気にならなかったです。いい印象が残っているので今日、ぜひお話ししようと思ってきたんです。先程のお話しにもあったように、せっかく20Wになったのですから内容もよくしていかないといけないですものね。運転している時にはメモを取ろうという気もないですし、こうやってじっくり聞いているのとは違うんでしょうね

(和田) 確かにおっしゃるとおりでして、車に乗っている時は、BGMのレベルも低いですし、あまり気にならないんですが、こういう静かなところで静かに聞きますと高めに聞こえてしまうんですよね。確かに渡辺は発音がきれいなんです。
(清水委員) やはりリスナーにいかにチャンネルをあわせてもらうかということなんですよね。
(榑林) リスナー自体は増えてきているなという実感はあるんです。開局して4年になるものですから、基盤ができてきたなという思いです。
(清水委員) 長泉町は全域カバーしているのですか。
(和田) そうですね。ほとんど全域カバーしています。
(井上委員) この間たまたま聞いたときに地名を間違えていました。ひとつは読み方、もうひとつはイントネーションを間違えていました。地元の放送局なのでそのあたりはしっかりしてほしいですね。
(和田) パーソナリティーには少しでも不安があれば誰かを捕まえて聞くようにということを言っているのですが、なかなか徹底できていませんで、今後徹底していきたいと思います。
(榑林) 他になにかご意見はありませんか。
(井上委員) 先程のヒデアキさんとカツヨシさんの番組がおもしろいですね。かけあいで相手のかたがでしゃばりすぎずにあいづちや合いの手を入れてますよね。うるさくなくて、とても好感が持てます。
(富山委員) 以前、火曜日の3時から邦楽を1時間放送する番組があったように思ったのですが、あの番組は終了してしまったのでしょうか。
(藤原) 4月の改編で終了してしまいました。
(富山委員) そうですか。けっこう好きで聞いていたんです。それでは4月以降はああいった邦楽を1時間放送する番組はなくなってしまったのですか。
(藤原) ええ。今は放送していません。10月の番組改編の参考にさせていただきます。
(榑林) 3月まで毎朝6時から7時まで演歌の番組放送していたのですが、港の魚屋さんには「非常にとくて毎日聞いている」という評価を受けた反面、証券会社のビジネスマンの方には「朝から演歌はどうでしょう。朝はニュースを聞きたいんだよ。あれはまいっちゃうねえ」と言われました。そのあたりはなかなか難しいんです。
(井上委員) J−WAVEのパーソナリティーは、声が低いのに明るくて若々しい印象を受けるんです。そういった方がいらっしゃるといいんですけどね。
(榑林) 本日は貴重なご意見をありがとうございました。

6. 審議会での意見についてとった措置
各委員からの意見や感想については今後の自主製作番組に生かし、よりよい番組作りをする検討材料とするようにした。

7. その他
次回の番組審議会は平成14年7月9日(火)PM6:00より行う。

以上